新しい生産方法への取り組み APPROACH

現場を支えるのは、
仕組みと考え方。

制御盤の製造は、案件ごとに仕様や条件が異なり、作業が属人化しやすい分野です。
当社では、こうした課題に対して作業の進め方や情報の共有方法を見直すことで、誰が関わっても安定した品質を目指す製造の考え方を取り入れています。
このページでは、ハーネス加工・制御盤製造の現場を支える当社の生産に対する考え方をご紹介します。

納期短縮につながる“先行電線加工”

機器や部品が揃っていない段階でも、図面をもとに電線加工を先行して行うことが可能です。
そのため、中板や部品納入後の作業がスムーズに進み、全体の納期短縮につながります。
工程を止めない、効率的な製作体制を実現します。

作業時間を“見える化”する本数管理

あらかじめ配線本数を明確にすることで、残りの作業量を正確に把握できます。
これにより、作業時間の予測精度が向上し、工程管理がしやすくなります。
現場の段取りや人員配置も、より計画的に行えます。

異物混入リスクゼロの盤外端末処理

電線の端末処理を事前に盤外で行うため、切粉や被覆くずなどの異物が制御盤内へ混入するリスクがありません。
品質向上はもちろん、トラブルの未然防止にもつながります。

図面不備を事前解消、作業中断ゼロへ

図面をデータ化する段階で、配線内容の不備や矛盾点を事前に洗い出すことができます。
そのため、実際の配線作業中に手が止まることがなく、スムーズで効率的な施工を実現します。

Production Philosophy

【現状体系】

【新体制】

制御盤製造の現場では、案件ごとに内容が異なることを前提に、柔軟さと再現性の両立が求められます。
当社では、「一人の熟練者が最初から最後まで行う」体制ではなく、作業を工程ごとに整理し、情報を揃えたうえで進めるという方向性を重視してきました。
作業を分けることで、工程ごとの役割が明確になり、前後の作業状況を把握しやすくなります。
また、製造に必要な情報を事前に整理し共有することで、作業者が変わっても、同じ判断・同じ品質で作業を進めることが可能になります。
こうした考え方をもとに、当社では生産性の向上と品質の安定を両立する製造体制の構築に取り組んでいます。

新しい生産の考え方におけるポイント
  • 作業内容を整理し、工程ごとに役割を明確にする
  • 製造に必要な情報を事前に揃え、現場で迷わない状態をつくる
  • 特定の作業者に依存しない体制を目指す
  • 前後の工程を意識し、流れを止めない進め方を重視する
  • 品質・納期・作業負荷のバランスを考えた工程設計を行う

この考え方が現場で活きる場面

当社が大切にしている生産の考え方は、
ハーネス加工および制御盤製造の現場で、日々の業務に活かされています。

作業内容や必要な情報をあらかじめ整理したうえで製造を行うことで、
工程ごとの役割が明確になり、作業の引き継ぎもスムーズになります。
その結果、作業者が変わった場合でも、品質や進行に大きな差が出にくい体制を実現しています。

また、作業の進捗状況や全体の流れを把握しやすくなるため、
仕様変更や調整が発生した場合にも、状況に応じた柔軟な対応が可能です。
現場での判断がしやすくなることは、結果として納期や品質の安定にもつながっています。

こうした取り組みは、
一品一様の案件が多い制御盤製造においても、
安定した品質と対応力を支える土台となっています。